iemiru コラム vol.148
ショールームってどんな場所?見学する6つのポイントと持ち物をチェック!
ショールームに興味があるけど、「どんな場所なんだろう?」「なにをすればいいのか分からない」という人も多いのではないでしょうか? いまひとつイメージがわかないと、行きづらいですよね。 でも安心してください。実際のショールームは、暮らしのヒントがたくさん詰まったワクワクする空間なんです! この記事ではショールームはどんな場所なのか、見学するときのポイントなどを解説しますので、ぜひ参考にして見学へ行ってみてください!
ショールームとは?
ショールームとは、英語で「showroom=show(みせる)+room(部屋)」と書き、「展示室・陳列室」という意味。とくに日本では、住宅メーカーや家具メーカー、自動車メーカーなどが自社の商品を展示するスペースのことを「ショールーム」と呼びます。 多くのショールームでは展示されている商品を実際に触って体験することができるので、自分の生活にどう取り入れるのか、イメージを膨らますことができます。 今回はとくに住宅系のショールームについて解説していきますので、ぜひ、見学するときの参考にしてみてください。
ショールームを見学する流れをチェック
①気になるショールームを選ぶ
住宅系のショールームは、LIXIL(リクシル)やTOTO(トートー)、Panasonic(パナソニック)などたくさんのメーカーが出展しています。大手メーカーであれば全国の主要都市で展開していることが多いので、近くのショールームを調べてみましょう。 ほとんどのメーカーはインターネット上にホームページを設けており、ネット上でそのまま予約できるようにしています。ホームページ上ではメーカーの理念や商品・お客様に対する思いが掲載されていますので、自分にあったショールームを見つけましょう。 また住宅メーカーを経由して予約する場合、事前に住宅メーカーからショールームへ「間取り」「予算」「要望」を連絡してもらい、見学後のフィードバックをショールームから住宅メーカーへ送ってもらえることもあります。話が早く進むので、ぜひ利用してみましょう。 もちろん、ショールームの予約は住宅見学マッチングサイト『iemiru』で検索するのもおすすめです。『iemiru』は全国各地のショールームやモデルハウスと提携しており、サイトからの簡単予約で、お住まいの地域のショールームを見学することができます。忙しい人にもピッタリですね。
②ショールームスタッフ(コーディネーター)のヒアリング
ショールームに到着した後に先ず行われるのが、スタッフによるヒアリングです。多くの場合、ショールームコーディネーター、ショールームアドバイザーと呼ばれる方が担当してくれます。ノープランのまま訪ねても良いですし、具体的にイメージがある場合はしっかりと伝えましょう。 とくに「間取り」「予算」「要望(形や質感、テイスト、イメージなど)」があれば、あらかじめ伝えてください。スタッフも見学者のイメージを理解しやすく、条件にあった提案をしてもらうことができます。
③展示品を手にとって体感
ショールームで過ごす時間は、カタログでは分からない部分、質感やサイズ感などを体験できる貴重な時間です。実際に商品に触れ、イメージをより具体的にすることで、ミスマッチを防いでイメージを膨らませることができます。 スタッフに確認しながら、積極的に触れていきましょう。
④希望を整理して見積もりを作成
実際に体感した後は、情報の整理が大切です。イメージ通りだったものや意外な発見だったものなどあると思いますが、本当に自分に必要かどうか、しっかりと情報を整理してみてください。 前向きに購入を検討する場合は、その場で見積もりをとってもらいましょう。時間がない方は、その場で必要書類だけもらい、あとはメールやFAXでやり取りすることも可能です。
ショールームで見学できるもの
ショールームでは主に、「インテリア」「キッチン」「トイレ」「バスルーム」「洗面化粧室」「耐震・災害対策装置」「カーテン」「床材」「壁紙」などを見学することができます。あまりイメージが沸かない方は、大手のショールームで、幅広く見学することをおすすめします。 しっかりと要望や条件のイメージがある方は、より専門的なショールームに行ってみましょう。
ショールームへ持っていくもの
以下、ショールームに持っていくと便利なものや、見学が捗るものをご紹介します。
住まいの平面図や立面図
とくに新築やリフォームの話がある程度進んでいる方は、平面図や立面図を持っていくことをおすすめします。あらかじめデータで送っておけば話が早いので、時間の短縮も可能です。 平面図や立面図があることで、条件にあった商品を具体的に提案してもらえますので、なるべく用意しておきましょう。
スマホなど写真を撮れるもの
多くのショールームでは写真撮影OKとなっています。見学で自分がどんなものを見たのか、選んだのか、意外と忘れてしまいますので、ぜひ撮影して見返せるようにしましょう。できればデジカメよりも、スマホの方が手軽に見返すことができるのでおすすめです。
レコーダー(録音機)
見学中や相談中にどんなことを話したのか、忘れてしまうことはよくありますので録音しておくと安心です。基本的に自分で聞き返す分には許可も必要ないですが、気兼ねする場合はショールーム側へ一言伝えてから録音しましょう。
ショールームを見学するときの6つのポイント
満足できるショールーム見学にするためには、どんなことに気をつければ良いのでしょうか? 以下、6つのポイントをご紹介します。
見学時間を3時間以上確保する
とくに大手のショールームにいく場合、キッチン・トイレ・バスルーム・洗面室など、多くの設備をみることになります。場合によっては耐震装置、床材や壁紙を見学することも。 それぞれの説明をしっかりと聞き、体験するには最低でも3時間以上、半日から1日コースになることもあります。どうしても時間がない場合は、あらかじめ見たい内容をしぼり、見学できる時間を伝えましょう。
動きやすく疲れない服装を
ショールームで見学するときは、基本的に立ちっぱなし、歩き回ることになります。ときには靴を脱ぐ可能性もありますので、動きやすく疲れない服装を心掛けましょう。 女性の場合はヒールのある靴よりも、歩きやすい靴をおすすめします。
基準となるグレードを確認する
ショールームでは、一番みせたい商品を展示してあります。当然、最高級の商品もあればコストパフォーマンスに優れた商品など、その基準は様々です。 まずはメーカーの標準となる商品を見せてもらい、商品を比較できるようにしましょう。知らぬ間に高いものばかり見せられて、予算オーバーにならないように気を付けてください。
遠慮せず商品を体験する
展示されている商品は、実際に触れて体験できるものがほとんどです。「トイレの座面が小さかった」「キッチンの蛇口が低い」など、イメージのミスマッチを防ぐチャンスなので、実際に使うことをイメージしながら体験してみましょう。
デメリットも聞いてみる
商品を紹介する場合、メリットを話すのは当然ですが、あまりデメリットについては触れません。例えば、「備え付けの空気清浄機は20年間メンテナンス不要」であっても「フィルター交換に10万円かかる」という条件があるかもしれません。 たしかに20年で10万円であれば安い買いものかもしれませんが、知ったうえで納得して買うのか、知らずに買って20年後に10万円必要になり困るのか、大きな違いになります。 しっかりとメリットとデメリットを把握してから検討するようにしてみてください。
写真やメモをとる
ショールームを見学して時間が経てば、記憶もあいまいになっていきます。しっかりと見返せるように、自分で記録しておくことが大切です。 ショールーム側に見積もりやプランを作成してもらう場合、相手が間違えて作成することもありますので、しっかりと把握しておきましょう。
自分たちの要望を整理して事前予約しよう
ショールームを見学するときは、相手の提案をしっかり受け入れつつ、自分のイメージ・要望を整理することが大切です。当然、ショールーム側は自分たちの売りたいものを積極的に進めてきますので、知らぬ間に自分の希望からズレていくこともあります。 見学前には要望をしっかりと伝え、見学後に整理する時間をとることで、希望するイメージを膨らませてみてください。ショールームの見学をうまく利用して、素敵な生活を実現しましょう!
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