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iemiru コラム vol.240

リノベーション賃貸はどんな人におすすめ!? 後悔しないためのメリット・デメリットをわかりやすく解説

「おしゃれ」で「キレイ」な部屋に「安く」住みたいという方は、リノベーション賃貸を検討したことがあるのではないでしょうか。しかし借りるからには、「なんで安くなっているの?」・「デメリットは?」といったことを知ったうえで検討したいものです。 本記事では「リノベーション」とは何なのか、メリットやデメリットについて分かりやすく解説していきます。ご自身の優先するポイントと照らし合わせながら、物件探しの参考にしてみてください。

「リノベーション」と「リフォーム」の違いは?

「リノベーション」と混同しやすいのが「リフォーム」という言葉です。どちらも「中古物件」であることは共通していますが、意味も違いますし、家賃の相場も少し変わってきます。

リフォームは修繕による「原状回復」

リフォームは、古くなった物件を修繕して「原状回復」することが主な目的です。例えば、古い壁紙を張り替え、水周りのカビ掃除などがあげられます。大規模なリフォームとしてはお風呂をバランス釜からユニットバスへ変更、畳の張り替え、キッチンの交換などもリフォームのひとつです。 お風呂のユニットバス化など、建築当時に主流だったシステムを、現代基準の製品へアップデートすることもリフォームの範囲と言えます。

リノベーションは構造から変えて「付加価値」をプラス

リノベーションは、中古物件を構造から変えて「付加価値」をプラスすることが主な目的です。壁をなくして間取りを変更したり、壁紙やフローリングを入れ替えたりして、住宅の機能性やデザインを刷新します。 リフォームは「新築に近付ける」というイメージですが、リノベーションでは「自分にあった住宅へ作り変える」といった意味合いが強く、より個性的な住宅へ変わるのが特徴です。

日本語と英語では意味が逆なので注意

日本の住宅用語としての「リノベーション=改革する」と「リフォーム=修繕する」は、英語本来の意味とは違う使い方をしています。 英語では「reform=改革する」「renovation=修繕する」という意味が強く、日本とは逆です。また「reform」は一般用語なので、住宅用語としてはあまり使われません。英語に堪能な人ほど間違えやすいので注意しましょう。

リノベーション賃貸のメリット

新築のようにキレイで機能的な部屋に安く借りられる

リノベーション物件は、新築のようにキレイで機能的な部屋ですが、あくまでも中古物件です。普通に新築物件を借りるよりも、より安く借りることが出来ます。

コンセプトと個性が合えば満足度が高い

リノベーションでは住人の好き嫌いが尊重されるので、一般的な間取りよりも個性的な間取りが多くなります。リノベーション賃貸の場合は、住人ではなくオーナーの意向が強いですが、よりデザイン性の高い住宅へリノベーションされるオーナーが多いです。 個性的な間取りは感性が合わない方も多いですが、合う方にとっては使いやすく満足度が高い部屋になるのが特徴です。

物件探しの選択肢が増える

リノベーション物件は、新築のようなキレイさと機能性、中古ながらの安い家賃を両立した物件です。そのため、新築のキレイな物件を探している方、中古で安い物件を探している方にとって新たな選択肢となります。 たとえば、新築では予算外になっていた「駅徒歩3分」のような好条件の物件も、リノベーション物件であれば予算内に収まる可能性が高いです。リノベーション賃貸を視野にいれることで、物件探しの選択肢が確実に増えていきます。

リノベーション賃貸のデメリット

築古なので耐久性・耐震性に不安がある

新築のようにキレイなリノベーション物件ですが、あくまでも中古なので、壁の裏側にある基礎構造は古いまま。日本では建築基準法によって建物の耐久性や耐震性を厳しく指導していますが、古いものほど甘い基準で作られています。 とくに1981年の改正前に建てられた建物は、それ以後に建てられたものよりも耐久性・耐震性が低いと言われているので注意が必要です。 ただし、1981年以前でも耐久性・耐震性に優れた建物はあります。判断に迷うときは、耐震診断の結果などを確認させてもらいましょう。

住むまで(引き渡し)に時間がかかる可能性も

リノベーションの賃貸を借りるとき、内見ではイメージ用の部屋を使って確認し、契約後にリノベーション工事をするケースもあります。工事の状況によっては入居が送れる可能性も。 もちろん、そのような場合は事前に説明がありますが、早く入居したい方にとってはマイナスになります。しっかりと入居できる日を確認し、余裕をもって計画を立てるようにしましょう。

通常の築古物件より高い

リノベーション物件は、あくまでも中古物件ですが、リノベーションするための工事をしています。工事した分の費用は家賃に加えられるので、同じ築年数の物件でも、リノベーション物件は家賃が高くなるのが特徴です。 安易に「リノベーションは中古だから安い」ではなく、しっかりと相場を調べたうえで検討するようにしましょう。

リノベーション賃貸はこんな人におすすめ!

新築よりも安いのにキレイでおしゃれな部屋に住みたい

新築のようにキレイでおしゃれな部屋にすみたいけど、家賃は抑えたい。そんな方にとってリノベーション物件はおすすめです。 ただし、あくまでも中古なので耐久性や耐震性は新築よりも劣ります。それでも良いという方は検討していきましょう。判断に迷うときは、1981年の建築基準法の改正を基準にしてみてください。

より個性的な部屋を見つけたい

リノベーション物件は、一般的なデザイン・間取りよりも個性的な仕上がりが特徴です。「普通の部屋では面白くないな」と感じている方は、個性的なリノベーション物件を探してみることをおすすめします。

リノベーション賃貸を選ぶときのポイント

個性的なリノベーション賃貸で、よりゆたかに暮らすため、選ぶときに考慮したいポイントをご紹介します。ご自身のライフスタイルと照らし合わせながら、検討するときの参考にしてみてください。

さらに個性を追求する「DIY可」

もともとデザイン性が高いリノベーション賃貸ですが、「DIY可」の物件であれば、より個性的でライフスタイルにあわせた部屋づくりが可能です。 壁紙の一部を変えてみたり、お気に入りのコレクションを飾るスペースを設置したり。もっと部屋を改造して暮らしを楽しみたい方にはぜひ、こだわって欲しいポイントです。

かわいい愛犬や愛猫と暮らせる「ペット可」

犬や猫が好きな方であれば、ペット可の物件がおすすめ。「金銭面や仕事が落ち着いたら一緒に暮らしたい」という方でも、あらかじめ「ペット可」の物件を選んでおけば、条件が整ったときにすぐ飼い始めることが可能です。 自分好みの部屋に、大好きなペットがいれば、とてもゆたかな生活が送れます。 ただし、ペットを飼うには時間やお金・体力など、それなりの労力が必要です。そういった点をしっかりと考えたうえで、検討してみてくださいね。

リノベ賃貸はあなたの「こだわり」をかなえるチャンス!

リノベーション賃貸は、新築同様にキレイでデザイン性の高い物件を安く借りられるのが魅力です。本来は新築でしか実現できない「こだわり」も、リノベーション賃貸で実現できる可能性があります。 しっかりと耐久性・耐震性といったリスクも考慮しつつ、自分らしい生活ができる「リノベーション賃貸」を検討してみてはいかがでしょうか!

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